店舗スタッフはキャストの味方?お客様の味方?——答えは「来店の味方」
働き始めると、いつかこう感じる日が来ます。「スタッフさんって、私の味方じゃないのかな?」——予約をどんどん入れられて大変だったり、お客様との間で板挟みになったり。先に答えを言うと、スタッフさんはキャストの味方でも、お客様の味方でもありません。「来店の味方」です。そしてこれは冷たい話ではなく、構造がわかると働くのがぐっと楽になる話です。
全員が「来店」で食べている、という事実
メンズエステのお金の流れはシンプルです。お客様が来店して、初めて売上が生まれる。その売上から、あなたのバックも、スタッフさんのお給料も、家賃も広告費も出ています。つまり:
- キャストは来店がないと稼げない
- スタッフも来店がないと稼げない
- お店も来店がないと続かない
全員が同じ一つの蛇口——「お客様の来店」——から水を飲んでいる。だからスタッフさんの行動原理は、いつでも「来店を増やし、来店を逃さないこと」です。あなたに予約をたくさん入れるのも、お客様の要望に丁寧なのも、敵味方の話ではなく全員の収入源を守る動きなのです。
「味方じゃない」と感じる場面の正体
たとえばこんな場面:
- 疲れてる日に限って予約を詰められる → スタッフさんから見ると「あなたに指名が入っている=逃したくない」
- お客様の無理めな要望をやんわり通そうとする → 「来店を失いたくない」が先に立っている
- あなたの肩を100%持ってくれない → お客様も収入源なので、ゼロヒャクで敵味方を決められない
どれも、あなたが嫌いなわけでも、お客様に媚びているわけでもありません。「来店」という共通の収入源を最大化しようとした結果です。これがこの仕事の構造的なジレンマ——誰も悪くないのに、立場の違いで摩擦が生まれることがある、ということです。
構造がわかると、動き方が変わる
この構造を理解した人は、スタッフさんとの付き合い方が変わります。ポイントは3つ:
①「してほしいこと」は理由つきで早めに伝える
「今日は3本までにしたい」「この時間は空けたい」——我慢して爆発するより、早めに・具体的に・理由つきで伝える。スタッフさんは来店を回す係なので、条件が早くわかるほど調整できます。黙っている希望は存在しないのと同じです。
②スタッフさんの「来店を守る動き」に乗る
出勤を早めに出す、時間を守る、写メ日記を投稿する。あなたが集客に協力的だと、スタッフさんにとってあなたは「来店を生む人」になります。すると自然に、シフトの融通も、困ったときの対応も、あなたに有利に回り始めます。味方にしたければ、まず共通の利益に貢献する——これはどの職場でも同じですね。
③困ったことは「来店の言葉」に翻訳して相談する
「あのお客様が苦手で…」より「あの方だと施術の質が落ちてしまって、リピートに繋がらないと思う」のほうが動いてもらえます。感情ではなく来店・売上への影響で伝えると、スタッフさんは動ける。これが板挟みをほどくコツです。
同じ船の乗組員、くらいがちょうどいい
スタッフさんに「私を守ってくれる人」を期待すると、裏切られた気持ちになる日が来ます。逆に「敵かもしれない」と構えると、働きづらくてもったいない。ちょうどいい距離感は「同じ船に乗ったチームメイト」。目的地(来店と売上)は同じ、役割が違うだけ。そう捉えると、多少の摩擦も「立場の違いだな」で流せるようになります。
そして、この船の運航がうまいお店=キャストの負担とお客様の満足のバランスを取るのが上手なお店を選ぶことも大事です。面接で確認しておきたいポイントは「安心して働けるお店の見分け方チェックリスト」に、条件の透明性は当サイトのバッジ表示も参考にしてください。
まとめ
- スタッフさんは、キャストの味方でもお客様の味方でもなく「来店の味方」
- キャストもスタッフもお店も、全員が来店で食べている運命共同体。摩擦は敵意ではなく立場の違い
- 希望は早めに具体的に/集客に協力して「来店を生む人」になる/相談は来店の言葉に翻訳する
- 期待しすぎず、構えすぎず。同じ船のチームメイトくらいの距離感がいちばん働きやすい
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